体調不良の原因は遅延型アレルギーかも?検査でわかる!
遅延型アレルギーとは
まずは、遅延型アレルギーが何なのかについて知ることが必要です。
即時型アレルギーが原因食物を摂取後すぐに反応するのに対して、遅延型アレルギーは原因食物を摂取してから反応するまでに時間がかかるため原因に気づきにくいアレルギーです。このため、遅延型、遅発型、食物過敏などと呼ばれています。
私たちがなじみのあるアレルギーというのは、即時型アレルギーなので、「遅延型アレルギー」という言葉を聞きなれない人も多いでしょう。
どんな症状があるのか
即時型は食後30分ほどで、蕁麻疹・喘鳴・腹痛・下痢・嘔吐などの症状が起こります。
それに比べ、遅延型アレルギーは症状が多岐にわたっています。
遅延型アレルギーに気づいたきっかけ
3月・4月・5月 症状持続
6月 焼き芋にハマり、それ以外の主食を食べない生活を4日続ける
7月 遅延型アレルギー検査を受けアレルギー体質が発覚
2月から吐き気・腹痛・下痢に悩まされ始めましたが、「持病(全身性エリテマトーデス:SLE)の調子が悪い」と考えており、食事はいつも通り摂取していました。2月や3月は体調が最悪で、寝てばかりの生活でした。
それから4か月ほど吐き気等の症状が持続し6月。たまたま口にした焼き芋にハマり、焼き芋ばかりを食べる生活を4日続けていました。すると2月からずっと続いていた吐き気等の症状がピタッと収まったのです。
そこで、「もしかするとアレルギー?」と疑問に思い調べたところ、「遅延型アレルギー」というものを見つけ7月に検査を行いました。
遅延型アレルギー検査
遅延型アレルギー検査を受けるには二つの方法があります。
②自分で検査する
クリニックで検査する
値段 ★☆☆
検査の精密度 ★★★
こちらの検査を取り扱っているクリニックもあります。しかし、遅延型アレルギー検査を取り扱っているクリニックは少なく、わたしの住んでいる県にあるのはたった1軒のみでした。
また、この検査は自費診療となるので、検査以外の診察などの費用もかさみかなり高額になるでしょう。わたしが調べたクリニックでは、検査代3万円に加えて初診料・診察料が2万円かかるようでした。
なので、わたしは少しでもかかる金額を減らすために、自分で検査しました。これについては今から説明します。
自分で検査する
値段 ★★★
検査の精密度 ★★★
自分で検査するというのは、ネットで遅延型アレルギー検査キットを取り寄せて、自分で採血をして郵送でやり取りすることです。診察代がかからないのでその分お安くなります。ただ、自分で採血を行う必要があるので、抵抗がある方もいらっしゃると思います。
様々な会社が検査キットを発売していると思いますが、わたしは「株式会社アンブロシア」という会社のものを使いました。なぜここのにしたかというと、検査のクチコミを見る中で最も名前が多く出てきていたためです。
自分での検査の仕方については、アンブロシア株式会社様の記事を参考にしてください。
検査結果
検査結果は、血液を郵送してから1週間ほどでネット上で確認できます。その結果、最も反応が強いものが「小麦・卵白・乳・カゼイン」でした。その他にも、「米・ナッツ類・豆類」にも若干反応していました。
私が検査前に予想していたアレルゲンは「米・小麦」でしたが、実際は予想よりも多い結果となりました。
その後の食事
はじめは完全除去
検査結果が返ってきてから、アレルギー物質の除去をはじめました。はじめの1か月は完全除去食を食べていました。そのため、原材料に小麦や米が使われている醤油、酒、みりんなどの調味料までも避けました。
昔と比べて最近では、値は張りますがアレルギー対応の調味料がたくさん販売されているので、自宅での食事に必要以上に困ることはありませんでした。
しかし、外食では普通の調味料が使われているので食べられないものが多く、外食は避けていました。
次に調味料から試してみる
それでもやはり、外食の際に困ることは多かったので、調味料に含まれている微量のアレルゲンの摂取を始めました。すると、わたしの場合はどうやら調味料に含まれている微量のアレルゲンでは反応しないことが分かりました。
最初は無理をせず、微量から試してだんだん量を増やして様子を見るということを、繰り返して体調管理をしていくのが良いです。
今後はアレルギーに関しても発信します!
オニオンリングを食べて体調を崩してから、本格的に除去食に取り組みたいと考え、 最近では工夫をして「天ぷら」「パン」「お好み焼き」等の粉ものにも挑戦しています。
私以外にもたくさんアレルギーに悩まされている人がいらっしゃると思うので、おいしいレシピなども紹介する予定です。また、外食の際のポイントや、おすすめの調味料などもこちらのブログにて配信していきます。
アレルギーに困っている方にぜひご覧いただきたいです。また、私もまだまだ初心者ですので、アレルギーにまつわる情報をお持ちの方はコメントやSNSのDMでお待ちしております。